天使のゆりかごについて

2016年12月14日

本日、県立延岡病院に天使のゆりかごを納品いたしました。

月曜日には県立日南病院に同じように納品いたしました。

これで県立病院3つには当会の「天使のゆりかご」が常時

在庫としていつでもあるという体制が整いました。

7月から県の担当者の方とやり取りをし、話し合い、調整し

やっとここまで来ることができました。

使ってほしくはないけれど、必要な方がいたときに送料なしでお渡し

できる、やっとこの問題がクリアできました。

これで宮崎県内で周産期医療センターと呼ばれる病院はほぼ

(残り1病院は現在確認中)亡くなった赤ちゃんに対する最低限の

(肌着や棺など)対応はできているのではないかと思います。

ここでひとつどうしてもお伝えしたいことがあります。

当会の提供する肌着はシンプルな作りです。

布地は可愛くて伸縮性のあるものをスタッフが選んでくれています。

他の団体さんや病院の方々が作られているようにフリルや帽子など

はついておりません。 それはなぜか・・・ そうすることによって

必要な方の元に届けることができなくなる可能性があるからです。

例えば1つの病院のボランティアさんがそこで使うためのものを作ったり

するのであれば可愛い物をゆっくりと作ることもできるでしょう。

宮崎ではそれはちょっと難しい状態でした。

それだけ早く、必要とされていたものでした。

本当に間に合わなくて、何度も急ぎで作ってもらったり。。ということが

ありました。 ほぼ毎週どこかの病院でゆりかごは使われているのです。

いつも言いますが「私たちが提供するものは必要最低限のものです」

今後は少しずつ私たちが提供をしなくても良くなるように

していきたいなと考えています。

まだまだ色々と改善したいことはありますが、今日でひとつの山は越えました。

また次の高い山に向かって。。。ガンバリマス




Posted by ごえちゃん隊長 at 20:29 │Comments( 0 )
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