宮崎天使ママの会

会員のみなさん、今日メール便にて「会報誌」発送いたしました。

今年度は、口蹄疫、鳥インフルエンザ、新燃岳噴火と

お話会ができない状態で一度も開催できませんでした。

個別の相談や問い合わせはかなりありましたので

表立った活動はありませんでしたが、地道に行っていました。

会報がお手元に届かない方や郵送して欲しい方は

メールや電話で連絡いただければと思います。

来年度は明るい宮崎になりますように   

今日、宮崎日日新聞の「茶の間」に投稿が掲載されました。

いつまでも娘のことは忘れることはないけれど

こうして節目節目を心の中でお祝いしていきたいと

思っています。

新聞に投稿した文章はこちらです。


「小さなランドセル」

昨年末、参拝に訪れた神社で赤い小さなランドセルを見つけた。

学業のお守りではあったけれどひとつ買ってお仏壇の前に置いた。

お仏壇の向こうにいるのは六年前にお腹の中で亡くなった娘。

元気でいてくれれば今年は小学校に入学する年だったはず。

あなたのために机もランドセルも文房具も用意することは

できないけれど、小さなこのランドセルがそんな悲しみを

少しだけ和らげてくれた。
　
ボランティアで子供を亡くしたお母さんの悲しみを聞き

「一緒に頑張ろう」と励ます役目をしているけれど、まだ

自分のことになると時々落ち込むことがある。

「時間が薬」という言葉はあるけれど、いつまでたっても

忘れることはない。
　
それでいいのかなと最近おもえるようになってきた。
　
悲しいときは悲しい、うれしい時はうれしいそれが生き

いるという証、精一杯あなたの分まで生きていくと決めた

約束事だから。　

小さなランドセルに大きな愛情をつめて天国で元気に小学校

に通ってくれたらいいなと思っています。

できれば、勉強嫌いな私ではなく、優等生だったらしい夫に

似て欲しいなぁと仏壇に手を合わせながら思う欲張りな母です。