天使のゆりかごの製作について

2015年02月25日

天使のゆりかごの製作について


「天使のゆりかご」に興味を持っていただいたことに感謝申し上げます。


新聞やネットに掲載されたことで全国からたくさんの方からお問い合わせを


いただいております。


私たちが「天使のゆりかご」という事業を始めて感じたこと、経験したことを


ここでお伝えいたします。まだはじめて一年も経っていないのでこれがすべて


ではないこと、今後色々な問題が出てくるであろうことをまず最初にお伝え


しておきます。


宮崎天使ママの会の代表である私は天使のゆりかごの製作には加わっておりません。


私の友人3名がそれぞれ「かご、肌着、おくるみ」と担当を決めて製作しています。


宮崎の場合は現在 病院からの9割、個人1割という注文状況です。


病院に関しては今のところ市内の3つの総合病院に納品させていただいております。


現状として3人の製作者では間に合いません。


ある病院からは「現在の在庫(エンジェルセット)が無くなったら切り替えます」と


いうお話もいただいており、来年度から製作者の育成を始めます。


かごの種類もHPやチラシでは3種類となっていますが、実際はもっとあります。


「私たちもやってみたい」と思われてご連絡をいただいた方、考えてくださっている方に


まずこれは決めてからスタートして欲しいと思うことをお伝えします。


 ・どのように必要な方の元に届けるか(病院経由、個人の注文のみなのか)


 ・どれくらいのエリアを考えているのか(特定の病院だけなのか、市内、県内全域なのか)


 ・最初にスタートする際の資金は準備できるのか


 ・継続してその活動を続けられるめどはあるか(スタートすることより、継続が難しいです。


 途中で辞めてしまうと、必要な方が欲しいときに手に入らない状況になります。


 それは絶対に避けて欲しいです) 


 ・製作してくれるスタッフは十分足りているか


 ・心のケアはきちんとできる状態であるか(12週以降の赤ちゃんに対応しているためかなりの


 数が必要とされます。宮崎でも注文があるたびに配達する者、製作する者のショックは大き


 くわかっていたことではありましたが心のケアが一番大変でした)



その上で「ぜひやってみたい」と思われる方には喜んで協力させていただきます。


 ただ私たちと同じ形である必要はまったくありません。 かごが作れなければ可愛い箱を


 代用されてもまったくかまわないと思います。


 また「自信がない」と思われた方はお近くの大学病院や総合病院に問い合わせをされてみて


 ください。肌着などをボランティアで作っていらっしゃる病院が最近は増えていると思いま


 す。そちらで協力していただくという方法もあると思います。





 私たちが提供できるのは見本品(現物)の発送(本体+送料+代引手数料がかかります)


 肌着の型紙を提供してくださる団体の紹介のみです。 かごに関してはなかなか自分たち


 でマニュアルを作成することが難しく、クラフトの基本の本を見ていただくか、お近くの


 方に教えていただいたほうが良いと考えました。





 とても大切で必要な活動だと考えていますので勢いだけでなく、ぜひ良く考えて決断して


 欲しいとの思いからこのような内容を掲載いたしました。厳しいことを書きましたがぜひ


 ご検討いただければと思います。


 


                        宮崎天使ママの会 代表 黒木啓子






Posted by ごえちゃん隊長 at 08:46 │Comments( 0 )
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